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君津市防災ラジオ

近くのアパート屋上に防災行政無線のスピーカーが設置され比較的大きな音で内容を聞くことができるようになりました。
しかしながら自宅内では省エネと結露対策で設置した内窓の効果により気密性が高まり窓を閉めた状態ではかすかにしか聞こえません。
就寝状態では気付かないかもしれませんし、雨風が強ければ窓を開けなければ聞き取れません。
君津市が防災行政無線の受信機を市民向けに販売することになりましたので設置することにしました。

受信テスト
購入・アンテナ設置
市販の広帯域受信機を購入
防災行政無線受信系統図

◆◆最新の状況◆◆

自作のダイポールアンテナとテレビ受信系統との組み合わせで受信できなくなりました。
ブースターを仕様範囲外の不安定な帯域で使用しているためと思われます。
受信機1台のみで廊下に設置したことから結果的にシンプルな構成になりました。

アンテナ

自作のダイポールアンテナを使用

受信機の設置場所

廊下に設置

アンテナと受信機の接続

同軸ケーブル(4C-FB) 20mで直結

(2015/10)

受信テスト

販売に先立ってテスト用の防災ラジオを借用することができましたので受信テストを行いました。
自宅は防災行政無線の送信アンテナの方向にアパートがあり電波状況の良くない場所なので購入前に受信の可否と条件を確認しておく必要があります。
防災行政無線の受信に関しての以下のレポートは受信の困難な特殊なケースである可能性があります。
それぞれの地域において受信状況は異なりますので防災ラジオの設置に際しては「君津市危機管理課」までお問い合わせください。


テストに使用した君津市防災ラジオ

自宅近くのアパートが送信アンテナの方向
アパート屋上に防災無線のスピーカーがあり
アパート右側に防災無線受信アンテナの
電柱があります。

テストに使用したアンテナ
左端:小型のディスコーンアンテナ
中央上端:大型のディスコーンアンテナ
中央下側:FMアンテナ(五素子)

テストに使用したアンテナ


小型のディスコーンアンテナ

AOR DA753G
受信周波数: 75~3000MHz
全長: 約0.87m

大型のディスコーンアンテナ(マスト先端)
形状は小型のものに同じ
第一電波工業 D-130
受信周波数: 25~3000MHz
全長: 約1.7m

FMアンテナ
5素子
何年も前から屋上に置きっぱなしで
錆ついて一部素子の欠損したアンテナを
補修したもの

小型のディスコーンアンテナとFMアンテナは防災行政無線の周波数 68.2950MHz に対し受信周波数が範囲外になりますので感度は低くなります。
建物がコンクリート住宅のため雨戸を閉めた状態を想定すると室内での受信は期待できません。

受信条件とテスト結果

アンテナ 場所 結果 備考
受信機本体のロッドアンテナ 1階室内(雨戸なし) ×
受信機本体のロッドアンテナ 2階室内(雨戸なし) ×
受信機本体のロッドアンテナ 屋上 場所により受信可
受信機付属の外部アンテナ テストせず(※1)
小型のディスコーンアンテナ 1階ベランダ  地上高:約7m
大型のディスコーンアンテナ 2階屋上 地上高:約15m ※2
FMアンテナ 2階屋上 地上高:約8m
※1 建物構造上電波シールド性が高いので防災ラジオ付属の外部アンテナはテストしませんでした。
※2 小型のディスコーンアンテナより条件は良いはずだがしばらく使用していないためコネクタの接触不良があるかもしれない
防災ラジオの借用期間が短いため原因は究明せず。

評価

防災ラジオの貸出期間が3日と短かく、台風の襲来で天気も雨模様だったり確実にテストできるのは毎日2回のチャイムだったりで テストのチャンスが少なく簡単なテストしかできませんでした。
上記のテスト結果はアンテナと防災ラジオを直結した場合のテスト結果ですがテレビ受信用のブースターにFMアンテナを接続したところ テレビ受信系のアンテナコンセントに接続した防災ラジオで防災無線が受信できました。
テレビ受信系が使用できればテレビのある部屋では防災ラジオを簡単に設置きることからリビングと寝室など2ヶ所以上の場所に 特別の工事なしに防災ラジオを設置することができます。
ただしこの場合、テレビ受信用のブースター電源は停電時でも動作するように電池でのバックアップが必要になります。
FMアンテナの効用として設定されているFM放送がすべて受信できました。

今後の進め方

防災ラジオはリビングと寝室の両方に設置したいと考えておりますので防災無線受信用アンテナはテレビ受信系に接続する方式にしたいと思います。
その際、市販の専用アンテナは \90,000 程度と高価であり、手持ちの5素子のFMアンテナアンテナは受信周波数がずれている上にかなり大きくて古いので できれば3素子のアンテナあるいは単純なダイポールアンテナやホイップアンテナなど自作を含めてもう少しアンテナを工夫してみたいと思います。
※防災ラジオは一世帯一台限りしか販売しないとのことでしたので改めて計画を練り直すことになります。

要望等

【メーカーへの要望】

  1. 防災無線受信の最後に気になるトーン制御信号や切断する時にガガガと入る雑音は是非ともカットしていただきたい。
  2. FMラジオは日常でも使えるようにもっと音質を向上してほしいものです。
  3. 防災無線受信時の音量は聞き逃すことのないようにあらかじめ設定されています。
    取扱説明書には防災無線受信時の音量が調整できることになっていますが、調整した音量は一時的なもので次の放送ではプリセットされた音量にリセットされます。
    プリセット音量は大きいので小さい部屋や深夜にはかなりうるさく感じます。
    放送内容は一日2回の定時チャイムやお知らせ放送など緊急性の低いものもあるので個々の使用実態に合わせて音量を調整できるようにしていただきたい。
  4. 防災無線受信の最後に気になるトーン制御信号や切断する時にガガガと入る雑音は是非ともカットしていただきたい。

(2014/01/18)

購入・アンテナ設置

防災ラジオ配布日の初日(2013/11/22)に市役所へ出向き購入しました。
初日から多くの方々が詰めかけていて開庁時刻に出向いたにもかかわらず整理券を渡され一時間後の配布になってしまいました。
負担金額は1台5,000円で今回の配布台数は400台とのことでした。


購入した防災ラジオ

アンテナ

FMアンテナは大きくてかさばるため取付が煩雑でありできればなるべく小型のアンテナにしたいとの思いから 防災ラジオ購入後にFMアンテナの放射(輻射)器のみで受信できるかどうかをテストしました。
テストの結果、放射器のみで受信可能であることを確認しましたので放射器のみの一素子アンテナ(フォールデッド(折り返し)ダイポールアンテナ)とすることにしました。
その際、防災無線の周波数はFMの周波数より低いので分解したFMアンテナ導波器を利用してアンテナの長さを延長しました。
FMアンテナの放射器長さ 176cm ⇒ 延長後長さ 206cm(68.2950MHz の 1/2波長 x 短縮率95%)
FMアンテナ改造の結果受信周波数が低い方にずれたためFM放送は受信レベルが低下しました。


FMアンテナ放射器の切断と延長

防災ラジオ用アンテナ

地デジなどのアンテナ

2015/06頃から時々受信できなり、ついに全く受信できなくなりました。
原因は改造FMアンテナの延長した素子との接触が悪くなったものと推定しました。
ゆるゆるの異径アルミパイプを差し込んでボルト締めしただけで素子を延長しましたので時間が経つにつれ腐食が進行したものと思われます。
もともとFMアンテナはすでに20年以上の代物ですのでダイポールアンテナを自作し取り替えることにしました。
本番アンテナ制作の前に、手持ちのエアコン用の銅管で仮組したダイポールアンテナで受信できることを確認しました。
ダイポールアンテナは直径15mm・長さ1mのアルミパイプ2本に同軸ケーブルを直付けした簡単な構成です。
長さ1mのアルミパイプ2本を使用したため短縮率が0.94と若干短めですが正常に受信できるようになりました。


仮組したダイポールアンテナの同軸接続部

仮組したダイポールアンテナ

自作ダイポールアンテナ


ダイポールアンテナ図面


ダイポールアンテナの同軸接続部

ダイポールアンテナ

マストへの取付状態

市販の広帯域受信機を購入

2台目対策として市販の防災行政無線の周波数が受信できる広帯域受信機を購入をしました。
実際に設置してみると君津市の防災ラジオと異なり問題点があります。

防災行政無線受信専用に使うので売れ筋の広帯域受信機に比べて半値の本機を購入しまた。
ACアダプタが付属していないのとアンテナ接続用コネクタが特殊?(SMA)でしたので別途購入するとなるとお得感はありません。
また、音量が小さく聞き取りにくいので一般にはお勧めできません。
真夜中の「ピーギャー」音のため、二階の寝室に君津市の防災ラジオを設置し、 今回購入した広帯域受信機は深夜人気のない一階のリビングに設置することになりました。


右側(中央)が防災行政無線受信用

購入した市販の広帯域受信機
ファーストコム おもしろ受信機 FC-S117
¥10,363 (アマゾン)
カタログ
取扱説明書

※壊れました。2015/01

最近の住宅は気密性が高く昼夜に渡って聞こえるようにするにはリビングと寝室に配置するなど君津市ルールの一世帯一台のみでは実態に合いません。
補助金の問題であろうとは思いますが買いだめして得になるような物ではありませんので必要な台数が入手できるようにしてほしいと思います。

(2013/12/14)

防災行政無線受信系統図

防災行政無線受信用のアンテナはテレビの受信系統を経由して防災ラジオと接続しています。


防災行政無線受信系統図 (PDF)

防災行政無線受信用のアンテナはアンテナブースターのFMアンテナ端子に接続し、防災ラジオはリビングのアンテナ分配器で信号を分配して接続しています。
アンテナブースターのFM波ゲイン調整は最大に設定しています。
※防災無線の周波数 68.2950MHz はFM放送の周波数 76~90MHz の下側なのでアンテナブースターの周波数範囲外にありますので アンテナブースターの機種によっては使用できない場合があります。

制御信号

防災行政無線には音声に各種の制御信号が重畳されています。

定時チャイムや警察・市役所からのお知らせに重畳されている「ピー」という信号の周波数は1,400Hzで音声は1,400Hz以下の周波数で送信されているようです。
下図の周波数スペクトル解析で「F6」(1396.91Hz)の少し上にピークがあります。


防災無線周波数スペクトル(図をクリックで拡大)

受信機を廊下に設置

一階に置いてあった市販の広帯域受信機が壊れてしまったことで一階リビングでの受信ができなくなったため二階寝室の受信機を二階廊下に設置することにしました。 廊下に置くことで各部屋で聞こえるようになります。(2015/03)


壁にコンセント・テレビアンテナ線を設置>

受信機の設置
コンセント右下は非常灯

設置状況
右端は火災報知機

寝室に設置した時は音量が大きすぎる感じでしたが廊下に設置すると音量が小さく一階でテレビを見ているとドア越しになるので聞こえません。 まわりが静かであれば各部屋で聞こえる点では良くなりました。
受信機の音量が固定されているので調整できません。またイヤホンジャックでなく音声出力端子があると外部アンプを接続できるのですがありません。 制御信号がとれるようにしてある程ですからお役所目線ではなく今一つ使用者の立場に立って工夫してほしいものです。
※電気工事士の資格を取得した上でコンセントを増設しております。


(2015/03/10 改定)

資料

防災ラジオパンフレット(AZタイプ抜粋)
防災行政無線ラジオ取扱説明書
防災行政無線ラジオ外部アンテナ取扱説明書
多機能型防災ラジオの取扱いについて(君津市)
多機能型防災ラジオの配布について(君津市)
防災ラジオ配布申込書(君津市) (Word)
君津市防災ハンドブック