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マルチモニターパソコン

2014/12


かねてより目をつけていたDELL液晶モニターの2,000円引きセールを口実にモニター4台とパソコンを購入しました。

ネットで購入 モニター4台を配置 本体は足元に設置

モニター

今回購入した 「Dell デジタルハイエンド24モニタ- U2414H 23.8 インチ」 は液晶モニターの額縁部であるベッセルが狭く、IPS液晶による広視野角と 16W/台の低消費電力が相まってマルチモニターに最適な液晶モニターです。
リビングの片隅の狭い場所に設置する関係で4台の液晶モニターを上下左右に配置することにしました。このため付属のスタンドは使用せず 別途購入のモニターアームに取り付けます。 上側2台の液晶モニターは逆さまに取り付けました。ベッセルの狭い部分で液晶モニター同志を隣り合わせることで4台の液晶モニターを一体化します。
モニターアームを取り付けるラックの棚板保護のために モニタアーム補強プレート も合わせて購入しました。
机代わりのラックは入社当時寮生時代に購入したもので40年以上も使い続けている代物です。


Dell U2414H

液晶モニター4台の設置状況

モニターアーム

モニターアームへの装着状況

アーカイブ:
Dell デジタルハイエンド24モニタ- U2414H 製品情報スペック
合計金額: 91,920円(税・配送料込) [22,980円/台]
サンコウ 16軸式くねくね4モニターアーム 製品情報
価格:10,260円 (Amazon)
サンワサプライ クランプ式モニタアーム用補強プレート 製品情報
価格:1,844円 (Amazon)

パソコン

4台の液晶モニター接続と動画の編集も可能な性能を基本にカスタマイズすることにしました。 今まで使用していたパソコン(Shattle)のキューブ型ケースはコンパクトで取り扱い易いのですがPCI-Expressが2スロットで拡張性がなく、 放熱性に乏しいことから今回は少し大きめのケースサイズのミニタワーにすることとし、 マウスコンピュータのLUV MACHINES シリーズから選定しました。
あちら立てればこちら立たずで結果的には高性能モデルになってしまいましたがその分快適に長く使えます。

OS

今まで使用していたWindows Vistaとの継続性からWindows 7 Professionalにしました。 (必要ならばWindows 8.1にできる [Windows 8.1 Pro ダウングレード版]を選択) サーバーに接続して使用するのでProfessionalです。

CPU

Core i7-4790Kは、Hyper-Threadingテクノロジーに対応した4つのCPUコアと、GPUコアIntel HD Graphics 4600を備えたデスクトップCPUで 比較的高性能なCPUです。
ハイパースレッディング・テクノロジー (Hyper-Threading Technology) は1つのCPUを2つ以上のCPUがあるかのように動作させる技術で Core i7-4790Kの場合、Windowsからは4つのCPUを8つのCPUがあるものとして認識します。
Intel® Core™ i7-4790K Processor (8M Cache, up to 4.40 GHz)  ( アーカイブ
PC Watch: 定格4GHzに達した「Devil¡s Canyon」ことCore i7-4790K  ( アーカイブ
ドスパラ: Intel(インテル)CPU性能比較  ( アーカイブ
2014/12/07現在、Core i7 4790Kの最安値は 37,370円(価格.com)です。

Core i7-4790K
37.5mm x 37.5mm
Core i7 4790K BOX 価格推移
価格は円安で上昇トレンド
タスクマネージャー
8つのCPUとして動作
CPU温度と消費電力
無負荷での温度上昇は約10℃

CPU冷却

ヒートパイプ式の「CoolerMaster Vortex 211Q CPUクーラー」と高熱伝導CPUグリス「AINEX AS-05」で 冷却性能向上と静音化を図りました。


Vortex 211Q

CPUグリス AS-05

【追記】
CPUクーラーを交換
CPU温度が100℃以上に上昇することからCPUクーラーを交換しました。
CPUグリスは添付品を使用しましたので普通品と思われます。
交換後CPU温度は80℃台に下がりました。

メモリ

8GB ⇒ 16GB(+\12,900)で決して安くないのですが 動画編集のために少し大きめの「16GB」にしました。
2014/12/07現在、メモリ DDR3 PC3-12800 8GB 2枚組 (CFD W3U1600HQ-8G) は 17,351円(価格.com)です。
ちなみに、標準の4GB×2を選択しておき、別途 W3U1600HQ-4G [DDR3 PC3-12800 4GB 2枚組] ¥9,060 を購入して追加すれば 約4,000円弱安くなります。

SSD

Windowsシステムやアプリケーションプログラムは従来から使用されてきたHDD(Hard Disk Drive)に代わって 高速で読み書きできるSSD(Solid State Drive)を使用することで大幅にレスポンスが向上します。 価格が低下していることもあり、昨今ではSSDがあたりまえになってきました。 多数のプログラムをインストールするので「240GB インテル(R) 530 シリーズ (6Gb/s対応)」(+\12,900)を選定しました。
2014/12/07現在、インテル 530 Series SSDSC2BW240A4K5 は 15,617 円(価格.com)です。


SSDSC2BW240A4K5
製品概要

HDD

データはHDD(ハードディスク)に保存します。
録画データの作業用に大きめの4TBを選択しました。 録画データは原則としてサーバーに保存します。
500GB ⇒ 4TB(+\13,900)
実際に装着されてきたのは「WD Green」で省電力で静かなHDDです。
すでに2個を購入しており、そのうち1個をこのパソコンに組み込みました。 2014/12/07現在、WD40EZRX [4TB SATA600] は 14,975円(価格.com)です。


WD40EZRX [4TB SATA600]

グラフィック機能

ゲームにも対応できる高性能グラフィックボードです。
NVIDIA(R) GeForce(R) GTX760 /2GB (DisplayPort / DVI-I / DVI-D)
カスタマイズの仕様にはHDMIの記述はありませんでしたが実際には存在していて使用可能でしたのでこのボード1枚で 4台のモニターが接続できました。


NVIDIA(R) GeForce(R) GTX760 /2GB

【レビュー】 「GeForce GTX 760」を試す - 先行するGTX 780/770との性能差に迫る

カードリーダー

デジカメのSDカード読み取り用に選択しておきました。

マザーボード

インテル(R) H97 Expressチップセットのマザーボードです。
当初はマルチディスプレイ用途向けグラフィックスボードである 「NVIDIA NVS 510」を後付けするものとして安価なH81のマザーボードのセットを考えていたのですが
チップセットH81 の PCI Express 16 が Gen2.0対応 であり USB3.0ポートの数 は 2
チップセットH97 の PCI Express 16 が Gen3.0対応 であり USB3.0ポートの数 は 6
の差があるため今後のUSB3.0ポート利用拡大や拡張性を考えてH97のマザーボードを使用したセットをカスタマイズすることにしました。(価格はアップ)
届いたパソコンのボードには「MSI H97M-S01」との表記がありますがMSIのホームページには製品とし掲載されていません。 (Yahooオークションで「H97M-G43」の機能削減版(OEM仕様)ではないかとのコメントがありました。確かに、HDMIと光学S/PDIFが省かれています)
以下、「H97M-G43」に関する情報です。


MSI H97M-G43

コネクタ類
H97M-S01にはHDMIと
光学S/PDIFなし

マニュアル

電源

電力変換効率の良い「80PLUS(R) GOLD」の500W電源を選択しておきました。 発熱を抑えることができますし、低騒音で部品のグレードも高いことを期待しました。

全般


内部

裏面

配線

LM-いG310X4 [Windows 7 Professional 搭載 【OSセットモデル 構成内容
価格:178,848円

LUV MACHINES シリーズ [第4世代インテル/デスクトップパソコン(PC)]  ( アーカイブ
LUV MACHINES シリーズ [第4世代インテル/デスクトップパソコン(PC)]製品特長  ( アーカイブ
LUV MACHINES シリーズ [第4世代インテル/デスクトップパソコン(PC)]ケース詳細  ( アーカイブ

パソコンとモニターの接続

Dell U2414H は DVI を接続するポートが無く、Display PortとHDMIの2種類です。
Display Port を芋づる式につなげるデイジーチェーンができれば配線数を減らすことができるのですがうまくいかなっかったので個別に配線しました。
グラフィックボード 変換ケーブル モニター
DVI-I 使用 HDMI
DVI-D 使用 HDMI
HDMI HDMI
Display Port Display Port

グラフィックボードのDVIポートとモニターHDMIポートの接続:
PLANEX HDMI-DVI変換ケーブル 2.0m PL-HDDV02 x2 \1,472

今回の費用

品名 単価 数量 金額
パソコン 1 178,848円
モニター 22,980円 4 91,920円
16軸式くねくね4モニターアーム 1 10,260円
クランプ式モニタアーム用補強プレート 1 1,844円
HDMI-DVI変換ケーブル 2.0m 736円 2 1,472円
合計 284,344円

4台モニター + 液晶テレビ

「インテル HDグラフィックス 4600」のポートを使用して液晶テレビも使用できるようにしました。
右側の液晶テレビは Sharp AQUOS 52インチFull HD で HDMI 接続で 写真やビデオを大画面で見るときに使用します。
中央の液晶テレビは Sharp AQUOS 24インチ HD で D-Sub 接続ですが解像度が低いので表示できる情報量が少なく 接続できることを確認しただけで実際には使用しません。
「インテル HDグラフィックス 4600」にはさらに Display Pot がありますのであと1台のモニターが追加できるものと思われますが試しておりません。 さらに、Display Portは4Kモニターにも対応しているようなので液晶テレビを買い換える際には4Kテレビにしてきれいな写真が見れるようにしようと思います。
普段は4台モニターで使用します。


6台モニターもできました。

周辺機器

スピーカー

パソコンとUSBでデジタル接続できる Bose Companion®5 multimedia speaker systemです。
上の写真で大画面液晶テレビの下に左右スピーカー、中央の液晶テレビの下に低音再生用のスピーカーを置いています。

Web カメラ

Skypeでテレビ電話に使用します。

スキャナー

Canon CanoScan 9000F で書類を電子化します。

プリンター

複合機 Canon MG6200 はLAN接続で別室に置いてあります。

地デジチューナー

ダイナコネクティブ DY-UD200
パソコンで地デジ放送を視聴や録画ができます。

付録

愛用の壁紙

奥日光の赤沼から小田代ヶ原にかけてのハイキングコースを訪れた時に撮影した写真です。
奥日光には素晴らしい自然があります。是非出かけてみてください。


ダウンロード
(マウス右クリックで「名前を付けてリンク先を保存」)

後記

・写真、音楽、録画したビデオの視聴、編集、管理
・各種資料やデータの保存
・通販、トレード、ネットバンキング
・ホームページやプログラムの作成
・ネットでの検索、ネットサーフィン
・テレビ電話によるコミニケーションや離れた場所にあるパソコンを遠隔操作してのお助け
など多くの事がパソコンでできるようになり、多くの時間をパソコン相手に過ごしております。
予算的にはちょっと?オーバーな感はありますが使いやすい環境が構築できましたので活用していきたいと思います。
マルチモニターにするとパソコンが格段に使い易くなります、是非試してみてください。

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中学生の頃ゲルマニュームラジオに手を染めて以来、真空管(2A3,6WC5,6F6,807判る人は少ない?)のラジオ・ステレオ・テレビを経て、8石トランジスターラジオ、 磁気コア式のコンピュータや紙カード1枚に80文字を打ち込んでよいしょと持ち上げてなかなか動かないコンピュータに入力していた昭和50年代、 初めて購入したPC8800に8インチフロッピーを繋いでみたものの何もできなかった思い出。 やがてディスプレイを繋いだ大型コンピュータを経て仕事にワープロやパソコンが使われるようになり、 何ができるのか理解不能なインターネットなるものに遭遇したのが平成8年頃、 パソコンをインターネットに接続して仕事に役立つようになったのが平成12年頃、 職場では一日中パソコンと向き合う光景が見られるようになり、 パソコンの圧倒的な能力が当たり前になってパソコンが欲しいという人がいなくなり、 インターネットは画期的な光ファイバーが普及し高速になり、スマートフォンが登場してパソコンがポケットに入るようになってしまった。 メガ・ギガ・テラ・京・ナノなどやたら0が並ぶ途方もない単位が家庭に入り込み、あまりに高度になってきて理解の範囲を超えてしまったため深く考えることが無くなってきた。
以前は想像だにできなかった世界がたったの30万円で目の前にあるのです。感激!!( ✹‿✹ )

ハードディスクの容量: 4TB(テラバイト) = 4,000,000,000,000B(バイト) = 漢字 2,000,000,000,000文字
新聞1部の文字の量は約495,000字(40ページすべて文字の場合[朝日新聞])であるから本パソコンの4TBハードディスクには約22,000年分の新聞が記録できることになります。
ちなみに、日本政府の借金: 1,000兆円 = 100,000,000,000円 = 100ギガ円 = 一万円札を積み上げると10,000km で富士山の 2,600倍の高さ
ITの世界だけではないかもしれませんね! 人事ではありませんヨ、すでに我々の貯金は日本政府が使い込んでしまっているのでこれから税金で吸い上げられます。
パソコンCPUの配線幅: 20nm(ナノメートル) = 0.00000002m = 0.00002mm = 髪の毛太さの4,000分の1
パソコンCPUのトランジスタ数(Intel Core i7): 縦横40mmのサイズに 7億7,400万個
トランジスタ数8個の8石トランジスタラジオが懐かしいです。